プライマリ・ケア 連携シート『むすびの和』

連携シート『むすびの和』

「むすびの和」改訂版について

「むすびの和」改訂版について

「むすびの和」作業部会

むすびの和改訂版はシートは、「アセスメント・シートとして適当と県から評価を得たシート(ただし使用を強制するものではない)」として認められました。

 

  1. 1ページにファイスシートしての基本条項を入れました。また、麻痺など身体状況の図。さらに、認知症周辺症状の具体的な項目をチェックでるようにしました。
  2. 2ページに生活歴、趣味・好きな事・信条など記載欄を大きくしました。
  3. 3ページに機能を詳細に分けて移入できるようにしまいした。
  4. 4ページに「晴れやかネット」に対応すべき4区分の記入を可能にし、さらに従来の職種ごとに記載する従来の記入方法での記載も可能にしました。
  5. ページに住居の間取り図などや全体のまとめ欄を入れました。

いずれも記入文書が増加すれば、ページが増えて対応できます。

これによりファイスシート、課題分析基本項目〈23項目〉、医療介護連携シートとしての条件をすべてクリアしてシートなりました。

この完成したシートは、「アセスメント・シートとして適当と県から評価を得たシート(ただし使用を強制するものではない)」として、普及していきます。

むすびの和 一覧

"エコマップ"が加わりました!(2012年10月)

連携シート『むすびの和』の3枚目に”エコマップ”が加わり、さらに利用しやすいシートとなっています。

連携シート『むすびの和』を開く(pdf)

エコマップとは?

医療・福祉サービスを合理的かつ効率的に提供するために、利用者や家族の人間関係やさまざまな社会資源の状況を一見して理解できるように図式的、システム的に描きだした地図のようなもののことをいいます。
利用者の抱える問題を個人の問題としてではなく、人と環境との相互関係によってとらえる援助方法のことをいいます。

連携シート『むすびの和』について

連携シート『むすびの和』は、地域で生活する高齢者や障害者のQOL(生活の質・生命の質)を向上させるための連携シートです。それゆえ脳卒中と糖尿病といった疾患別の連携シートではなく、すべての疾患や状態に対応します
連携シート『むすびの和』の特色は、医療関係者には生活情報が提供され、福祉関係者には医療情報が提供されます。ケアマネジャーは総合的な情報を得ることができます。ケアカンファレンスで活用することも可能です。また、退院から在宅に移る時や、在宅から入院する場合にも、生活情報や、本人や家族の「思いや願い」を関係者に適切に提供することができます。
連携シート『むすびの和』は本人、家族、医療・福祉サービス提供者とがしっかり信頼関係を築いた上で、サービスを受ける方の真のニーズを明らかにし、ICF(国際生活機能分類)モデルに基づいて、将来達成したい目標、それを実現するための手段・方法等を共有し、連携しながら、それぞれの役割を充分に果たすために使用するものです。
連携シート『むすびの和』の記入マニュアルをご覧いただくとともに、「ICF」や「活動・参加」などの理解を深めるためにパペット人形を使用したビデオを準備してあります。
この連携シートが多くの医療関係者、ケアマネジャー、福祉関係者に活発に利用されることを期待しております。

それぞれの記入項目の内容について詳しく解説しています。

お二人の方の記入例を掲載しています。
事例1) 82歳 要介護度 2 / 事例2) 98歳 要介護度 5

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