岡山プライマリ・ケア学会(日本プライマリ・ケア学会岡山支部会)では、第16回学術大会(平成22年5月)のテーマ「プライマリ・ケアの連携シート作り~くらしをみつめ、いのちに寄り添う~」を踏まえて、地域連携シート作りが始まった。地域連携シート研修会(1回)、ワークショップ(3回)、作業部会(3回)などを行い、その成果を第17回学術大会(平成22年3月)で「連携シート『むすびの和』」(案)として報告した。これから1年間、十分に検証をかさねがら連携シート『むすびの和』として公開することになった。
連携シート『むすびの和』は、利用者(患者)のQOL向上をはかることを目的として、利用者や家族、医療関係者、介護・福祉関係者、ケアマネジャが支える心を1つにして連携を図ることを目的としている。
1 「連携シート『むすびの和』」策定へ向けて
研修会(プライマリ・ケアの連携シートづくり)
平成21年8月2日 岡山衛生会館5階中ホール/63人
講演
- 「もも脳ネットの取り組みについて」
岡山赤十字病院MSW 内藤絵里
- 「ケアマネジャーとの地域での連携シートづくり」
さくもとクリニック 作本修一
- 「早期退院連携ガイドラインに基づく地域連携」
岡山大学大学院保健学研究科 長江弘子
ワークショップ(プライマリ・ケアの連携シートづくり)
- 平成21年 9月27日 三光荘アトリウムホール
プライマリ・ケア地域連携
~医療・福祉の垣根を取り払う~ 43人
- 平成21年11月22日 岡山衛生会館 5階中ホール
プライマリ・ケア「連携シート『むすびの和』」の在り方
―生活情報をどう入れ込むか― 27人
- 平成22年 3月6日 岡山衛生会館 5階中ホール
プライマリ・ケア地域連携シートの検証 24人
※第2回WSにて作業部会(10人)が承認され、以後作業部会を3回開催
発表(報告)
- 平成22年3月22日
第17回日本プライマリ・ケア学会岡山支部学術大会、指定報告(宮原)
- 平成22年6月26日
第1回日本プライマリ・ケア連合学会・ポスタセッション(宮原)
報告集発行
- 第1回ワークショップ(平成21年9月27日)報告集
- 第2回ワークショップ(平成21年11月22日)報告集
- 第3回ワークショップ(平成22年3月6日)報告集
2 ワークショップ報告集